こんな変速機ありました?!
- laveniroishi

- 2024年6月22日
- 読了時間: 2分
更新日:2024年6月22日
自転車の変速機に電動ワイヤレスコンポなるものが初めて登場したのは…遡ること25年前の1999年、MAVICのメカトロニクスが始まりでした。今ではシマノ、カンパニョーロ、スラム等の三大コンポメーカー共にラインナップしていますが、四半世紀も前に製品化していたMAVICが如何に先進性があり革新的なメーカーだったかが分かりますね。
という事で前置きはこれくらいにして...
今回ご紹介するのは、これもある意味革新的な!?大手メーカーはやらない(出来ない)事をやってのけた、ホイールトップの電動ワイヤレスコンポEDSのご紹介です!

では、何が革新的かと言うと...

リアディレーラーの変速システムが7S~13Sまで対応可能で、リムブレーキ・ディスクブレーキ両方のモデルがあること、しかも、クランク・スプロケット・チェーンはそのままに使用できるので、電動化が難しかった旧車でも電動ワイヤレス化が可能になり、価格的にもリムブレーキモデルで11万円、油圧ディスクブレーキモデルが13万円を切る価格、と電動ワイヤレスコンポへのアップグレードの敷居がかなり低くなったのではないでしょうか!?
性能面ではシビアな目で見ると、リアに関してはスムーズで不満ないレベルに仕上がっているのですがフロントがやや遅め(シマノが速すぎる)、レースなどのシビアな場面では物足りなさを感じるかも!?と言ったところで、普段使いでは全く問題のないレベルに仕上がっています。
ただし、率直な感想を言えばバッテリーが一体のためサイズ感が大きめなのは致し方ないところ…そこを気にする人は素直に某国産メーカーを選択してくださいませ…(笑)

でも、コスパ最強・幅広い変速段数に対応・キャリパーブレーキや機械式ディスクブレーキ対応モデルもある拡張性の高さを考えると、カスタムも楽しいし電動化を迷っている方の選択肢の一つとして、この電動ワイヤレスコンポ・EDSは、十分に検討に値するコンポだと思います。









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